【サッカー】戦術について基本的な考え方①
こんにちは Daaai です。
今回は戦術について基本的な考え方を自分なりに説いていきたいと思います。
サッカーにおいて戦術は無数に存在し、その考え方も様々です。
チームによって戦術は異なり、チームの方針として決まり事みたいなものがあると思います。また、選手の特徴を生かすも殺すも戦術が関わってくるでしょう。
サッカーの戦術とは
そもそもサッカーの戦術とは??となる人も多くはないと思います。
文字通りサッカーの試合において勝利を収めるために用いる術です。
これはどのように創造されていくのでしょうか。
サッカーとはどのようなスポーツか?これは言うまでもなく、相手より多く得点を奪い競い合うスポーツです。
「そんなことはわかりきっている」と思うかもしれませんが、レベルが高くなればなるほどこれが難しくなるのがサッカーというスポーツです。
試合時間90分+アディショナルタイムの中でいかにして得点を奪うか、どのようにして相手を出し抜くか、これをチーム全体で共有する必要がある。
戦術というものはそのチームの指揮官である、監督の特徴が色濃く出るものである。
例えば、、、大勢で攻めて得点をたくさん取るぞ!といった攻撃的な方針のチームもある一方で、守りを固めて少ないチャンスをものにするぞ!といった守備的な方針のチームもある。
ここでは極端な2つの例を示したが、これはそのチームの戦略でもあり、この方針を遂行するために戦術がある。
では、この2チームが対戦したときに考えられることとしては、、、(戦力差にあまり開きがない)とする。
攻撃的なチームが相手陣内へ人数をかけて攻め込む
守備的なチームはそれに対応するために自陣内に人数を集めてブロックを作る
両者一歩も引かずにこの攻防が続き試合が進行していくとなれば0-0でおわりが見えてくることが予想できる。
やはり、ゴール前に人数を集めてブロックを作られると得点を奪うのはそりゃあもう厳しいですよねぇ~
サッカーは守備の陣形を組む時、得点に直結する中央を固めるのが一般的なスタイルである。
そのため青チームはゴールを守ろうと中央を固めます。
それに対して赤チームはボールを保持しながらパスを繋ぎゴールへの糸口を探します。
1つ目、、、
中央を固めるディフェンスに対してウイングの選手がワイドに位置を取り、サイドバックとの連携で外側からゴールに迫る攻め方。
この攻め方だとサイドの位置で数的優位を作り出せるため、この位置からゴールに直結するパスやシュートを増やすことができます。
サイドの高い位置のスペースで1対2の状況を上手く作り出すことで攻撃の起点になります。
2つ目、、、
5番のサイドバックが中に入り7番と共に攻撃の起点になる攻め方。
この位置にサイドバックが入ってくることにより、最終ラインからの組み立てが非常に潤滑になります。
最終ラインから中盤へのボールの供給口が1枚から2枚に増えるからです。
中盤に選手が1枚増えることにより、この位置でボールを持てる時間が長くなります。
それにより前向いてプレーすることができ位置的優位を作り出せるため、ボール保持者はスペースとパスコースを確保できます。
選択肢を多く持ってプレーすることはとても重要なことでプレーの幅が広がり、リスク回避にも繋がります。
3つ目、、、
ストロングポイントを持った選手を活かす攻め方。
スピード、ドリブル、フィジカル、ヘディングの強さなど個の強さが優れている選手を相手と1対1の状況にさせ質的優位を作り出すこと。
1対1の局面で勝っていくことができれば、その位置を攻撃の起点として組み立てることができます。
また、相手は1対1で防ぐことができないとなると1対2で守ろうと人数を増やしてきます。
そうなると他の味方選手がフリーになるというような効果もあります。
今回は攻撃側の視点に立って考えを述べてみました。
次回は守備側の視点に立った場合の戦術を考えていきたいと思っています。
ご清読ありがとうございました。